
ドローン ホームインスペクション事業
中古住宅の売買に潜むトラブル
中古住宅を購入した際、思わぬトラブルが雨漏りです。
任意売却*1を多く扱うRER Agency株式会社は、購入希望者にドローン(マルチコプター)を使用し、
赤外線カメラの映像、点検報告書を提示して購入希望者に安心して納得して購入していただけるように努めています。
※1 住宅ローンが支払えなくなったとき、債権者の同意を得て売却すること


ドローンを利用することで地上からは見えない屋根の傷み具合や、2・3階部分の壁などをドローンを利用して点検します。
隠れたる不具合、目に見えない隠れたる不具合を事前に告知します。
公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターの「住宅相談統計年報 2019(2018 年度の住宅相談と紛争処理の集計・分析)」によると、 2018年度の「新規相談件数」は32,253件となり、2017年度の28,142件と比較して14.6%も増加している状況となっています。 「住宅のトラブルに関する相談」は全体の64%。新築などの相談件数の前年比で113.9%、リフォーム相談件数の前年比で115.8%です。 トラブルに関する相談のうち、「住宅のトラブルに関する相談」は、「新築等相談」では84.7%、「リフォーム相談」では95.6%を占めています。 専門家に相談のあった「不具合が生じている」相談(1,484件)の集計を行った結果、専門家相談全体では、「外壁」が最も多く、次いで「床」、「屋根」の順となっています。その不具合事象もひび割れ、はがれ、雨漏りと、一見しただけではわからないものが上位を占めています。 外壁や屋根は住宅の外側を守るものなので、それだけ損傷しやすいのです。 このようなトラブルに巻き込まれない、巻き込まないために、目視監視だけでなく、より確実な方法でチェックを行うことが重要です。


※住宅リフォーム・紛争処理支援センター…住宅に関する消費者を保護する法律に基づき、住宅相談や紛争処理の支援を行う国土交通省の所管する公的機関
外壁・家屋調査
それは熱力学の法則です。熱エネルギーは常に、高温の物体から低温の物体へ移動します。
その法則を利用して雨水侵入等を赤外線カメラで確認します。
また、同時に可視光カメラで見落としがちなヘアークラックなどを確認します。
カメラは4K対応カメラで静止画撮影をします。驚くほど鮮明に撮影できます。
2018年4月1日より宅地建物取引業法のインスペクションに関する規定が施行され、中古住宅の売買時にホームインスペクション(住宅診断)について、不動産業者が買主や売主に対して説明することやホームインスペクション事業者(住宅検査事業者)を紹介・あっせんできるか告知することが義務化されました。
しかし、調査費用はお客様負担であり、制度が形骸化しているのも事実です。
RER Agency株式会社は、弊社で不動産の売却のご依頼を頂くお客様には無料でドローンによる屋根・外壁点検を実施します。
※外壁はドローンが飛行できる場合・屋根点検も飛行禁止エリアでは不可
住宅地は電線がたくさん張り巡らされています。その隙間を技術力を持ったドローンパイロットが安全な場所から離陸させます。テレビアンテナ等より若干高めに飛行します。カメラを屋根の勾配に合わせた形で赤外線カメラと可視カメラで静止画の撮影をします。規模が大きいものは2秒毎にオートシャッターで撮影します。最後にわかりやすく動画でも撮影します。外壁等も他の建物との安全距離が確認できれば実施します。高さを調節したりしながら撮影をします。

可視光カメラ

赤外線カメラ
足場を組んだりせず調査することができるので、安全かつ短時間で調査診断を行うことが出来ます。
また調査したデータは熱画像として処理されますので、より見やすく、わかりやすい資料を提示することが出来ます。
漏水は雨水侵入が見つけやすいです。雨水の侵入している箇所は温度が低くなります。
雨漏りの個所と侵入口が違う場合も発見できます。
アパートや一棟のマンションなどのタイルなどの浮き具合やシールの劣化などを確認することができます。
赤外線カメラだけでなく、高画質可視カメラでも同時に撮影します。

可視光カメラ

赤外線カメラ
太陽光発電パネル点検
「ホットスポット」とは、太陽光パネルのある部分が”局所的に発熱して高温になる不具合”、またはその”発熱した部分”のことを指します。
「ホットスポット」が発生すると「①火災の原因」、「②発電量の低下」という問題が発生します。
住宅用太陽光発電システムに係る火災事故は、平成20年3月から平成28年8月までの間に102件の火災事故(事故情報データバンク)に登録されています。(出典:消費者庁)
太陽光パネルを適切に点検することで、大切なご自宅を守ることができます。
RER Agency株式会社では、赤外線カメラ搭載ドローンを使用して点検をします。
高性能なサーモグラフィカメラにより撮影されたデータは、リアルタイムに地上で受信し専用の画像解析ソフトで温度の変化を検出し、パネルのどこに異常や故障があるかを判断します。
太陽光パネル(モジュール)は設置してから3年以降に不具合を発生するケースが多いです。(出典:太陽光発電システム不具合事例ファイル)
屋根に太陽光パネルを載せている場合、点検のために作業員が足場を組んだり梯子で登ります。
ドローンで調査する場合は足場や梯子は必要ありません。また、ドローンに赤外線カメラと可視光カメラを搭載しています。
お客様自身もご一緒に画面で異常個所などをご確認いただけます。
ドローンで一定の距離から赤外線カメラから撮影ですることによりセルの異常を発見することができます。また、可視光カメラで太陽光パネルを目視点検することができます。赤外線カメラを搭載したドローンで、短時間で太陽光パネルを点検することができます。家庭用の太陽光パネルから、中規模の太陽光発電所の太陽光パネルの点検を行うことができます。

可視光カメラ

赤外線カメラ
仮測量(3Dマッピング)
不動産仲介の現場で直面するのが物件に測量図がないということです。
土地家屋調査士や測量士に依頼をすると半日以上の時間や測量図が出るまで1日以上の時間を必要とします。
ドローンによる写真測量を使用すると誤差約2cmで約30分の調査で面積の算出が可能です。(500㎡規模の場合)
また、3Dマッピング機能を利用することで高低差や残土の量などを簡易的に測量することができます。
ご不明な点はお問い合わせいただければ幸いです。

簡易測量(仮測量)

3Dマッピング
ドローンによる測量サービスはRER Agency株式会社の不動産仲介のお客様は無料にてご利用いただけます。
また、同業他社、土地家屋調査士・測量士・現場監督様からのご依頼にも迅速に対応します。
地上の風速が4mを超えている場合、雨天の場合は実施できません。
機体のご紹介
RER drone pilot株式会社では、さまざまな用途に応じたドローン機体をご用意。
不動産の物件撮影から結婚式まで、プロのドローンパイロットが高性能ドローンで撮影いたします。
Matrice 300 RTK (M300 RTK)は、より点検用途に特化した機体です。
最大飛行時間55分、最先端のAI性能、6方向検知&測位技術といった機能を備え、適正な調査点検業務が行います。
レーザー距離計(LRF) / ズーム / ワイド / サーマルカメラを備えたZenmuse H20Tを使用します。
D-RTK2使用した測量では、1ppmあたり1cmの誤差以内の精密な測量を行うことができます。

Matrice 300 RTK
スペック
最大離陸重量 | 9 kg |
---|---|
対角ホイールベース | 895 mm |
運用限界高度 | 7000 m |
最大飛行速度 | Sモード:23 m/s | 最大飛行時間 | 55分 |
最大風圧抵抗 | 15 m/s |
保護等級 | IP45 |
動作環境温度 | -20°C~50°C |




フライトディスプレイ


-20~50℃

バッテリー

サーマル画像(Fulgurite)/ズーム画像(20倍)/ワイド画像、1つのカメラで3種類のデータを取得。
従来より鮮明な高画素ピッチのサーモグラフィーで、より適確な調査点検が行えます。

H20T-クアッドセンサーソリューション
サーモグラフィー画素ピッチ比較

従来(17μm)

H20T(12μm)
従来から点検に使用していたカメラと比べ、画素ピッチが17μmから12μmへと大幅に画質が向上。鮮明な画質で点検撮影が行えます。






-20℃~50℃




太陽光発電パネルは、汚れや影、破損部があると異常発熱を起こしたホットスポットを引き起こします。
目視では確認しにくい異常を、ズーム画像とサームグラフィー画像を使用することで正確に把握することができます。
高精度のドローン写真測量のPhantom4RTK。
撮影した写真全てに正確な位置データや高低差も記録します。
RTK技術によるcmレベルの測位精度で、測量に特化した機体です。

PHANTOM 4 RTK + DRTK2
スペック
最大離陸重量 | 1391 g |
---|---|
対角ホイールベース | 350 mm |
運用限界高度 | 6000 m |
最大飛行速度 | 58 km/h | 最大飛行時間 | 約30分 |
最大風圧抵抗 | 10 m/s |
保護等級 | IP67 |
動作環境温度 | 0° ~ 40℃ |






モジュールステーション
D-RTK 2 モバイルステーションは、GPS/GLONASS/Beidou/GALILEO信号に完全対応。
ドローンへリアルタイムに補正データを送り、cmレベルの測位精度を実現します。

RTK水平方向の測位精度

RTK垂直方向の測位精度

写真測量モデルの水平方向での絶対精度


FLIR® 社製放射サーマルセンサーを内蔵し、可視画像と熱画像の撮影が行えます。
8つの高解像度ビジョンセンサーと2つの赤外線センサーが搭載され、
さまざまな屋外環境や複雑な場所であっても、安全に撮影することができます。

MAVIC 2 ENTERPRISE DUAL
スペック
最大離陸重量 | 1100g |
---|---|
対角ホイールベース | 354 mm |
運用限界高度 | 6000 m |
最大飛行速度 | 72 km/h | 最大飛行時間 | 約30分 |
最大風圧抵抗 | 29~38 km/h |
保護等級 | ー |
動作環境温度 | -10°C~40°C |






軽量でコンパクトなドローン、MAVIC MINI。
12MPの空撮写真と2.7KクアッドHD動画の撮影に対応しています。
より自由にクリエイティブな空撮を撮影することができます。

MAVIC MINI
スペック
最大離陸重量 | 199 g |
---|---|
対角ホイールベース | 213 mm |
運用限界高度 | 3000 m |
最大飛行速度 | 72 km/h | 最大飛行時間 | 18分 |
最大風圧抵抗 | 8 m/s |
保護等級 | ー |
動作環境温度 | 0℃~ 40℃ |



HD動画伝送

による正確なホバリング

2.7kカメラ

超小型ドローンで人が入れないような閉所でも撮影が可能。
屋根裏点検・床下点検などに使用することができます。



各種FPV
料金について
100平米×200円=20000円
・3Dマッピング
※別途、出張交通費が必要となります。
※撮影データは、現地にてSDカードでの渡しとなります。
同業他社(不動産業者)様からの
ご依頼も承ります。